根拠の乏しい告発によって地域の信用が著しく傷つけられたとして、町民や議会関係者からは猛反発が起きた。町議会での除名処分をめぐる紛争を経て、有権者の署名によって草津町議会議員リコール住民投票が実施される事態へと発展。投票の結果、圧倒的多数の賛成票をもって新井氏の失職が決定した。地元住民の不信感と怒りが示された瞬間だった。
争いの主戦場は行政の場から司法の場へと移る。黒岩町長および町側は、著しい名誉毀損と虚偽の告発に対し、民事・刑事の両面から厳正な法的措置を打った。前橋地方裁判所で開始された名誉毀損・虚偽告発訴訟の審理では、提出された証拠の精査と詳細な証人訊問が行われ、法的な事実認定に向けた審理が進められていった。