『ブルーロック』のドラマ性を大いに高めているのが、凪誠士郎と御影玲王の複雑な関係性だ。めんどくさがり屋の天才・凪と、すべてを手に入れながらも「自分だけの熱狂」を求めた御影。この二人の化学反応を再現するため、実力と話題性を兼ね備えた若手タッグが配役された。
トラップの一瞬で見せる天才特有の無重力感や、凪が覚醒していくにつれて生じる二人の温度差。エゴの衝突によってすれ違う友情と執着心について、監督は「本作の感情のピークの一つ」と明言している。スクリーン上で繰り広げられる二人の濃厚な芝居合戦は、サッカー映画の枠を超えた人間ドラマとしての深みをもたらすはずだ。