落ちている爪を見つけた際、放置してよい「生理現象」か、動物病院での治療が必要な「怪我」かを見極めるポイントは明快です。
【危険なケースのチェックリスト】
・落ちている爪に血が付着している、または芯のような組織がついている
・猫が特定の足を浮かせて歩いている(跛行・ビッコを引く)
・足先をしきりに舐め続けている、触ろうとすると激しく嫌がる・威嚇する
・爪の根元が赤く腫れている、化膿して異臭がする
特に多いトラブルが、キャットタワーの麻紐やカーテン、カーペットのパイル地などに爪を引っ掛け、パニックになって無理に引っ張った結果、爪が根元から折れたり根こそぎ抜けたりする事故です。
もし愛猫の足先から出血しているのを発見した場合は、慌てずに患部を清潔なガーゼやティッシュで包み、数分間優しく圧迫して止血を試みてください。猫の爪の中には「クイック」と呼ばれる神経と血管が通っており、深く折れた場合は痛みを伴い出血が続きます。出血が止まらない場合や、根元が露骨に折れてグラグラしている場合は、傷口からの細菌感染を防ぐためにも速やかに動物病院へ連れて行きましょう。