「ウェルビーイング」という言葉との混同も目立つが、両者の焦点は明確に異なる。ウェルビーイングが「満たされた状態(State)」という結果や実感を表すのに対し、ウェルネスはその良好な状態を目指して継続的に取り組む「能動的な行動やプロセス(Action)」を指す。
この行動様式の広がりは、巨大な市場を生み出している。国際的調査機関であるグローバルウェルネスインスティテュート(GWI)の最新報告によれば、世界のウェルネス経済は数兆ドル規模へ膨れ上がり、従来の産業地図を塗り替えた。予防医学、オーガニック食、マインドフルネスといった領域が、経済成長の新たな牽引車となっている。