10代後半から20代にかけて、香取慎吾は俳優としてドラマ全盛期を迎えます。単なる美少年アイドルにとどまらず、狂気、純粋さ、コメディ、重厚な歴史劇までを縦横無尽に演じ分ける演技派としての頭角を現していきました。
彼が俳優としての決定打を放ったのが、1995年放送の野島伸司脚本ドラマ『未成年』(TBS系)です。香取は軽度知的障害を持つ少年「デク(室岡仁)」役を熱演。第5回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞するなど、当時18歳とは思えない圧巻の演技力で世間に衝撃を与えました。劇中で見せた無垢な表情と切ない瞳の輝きは、多くの視聴者の涙を誘いました。
翌1996年にはドラマ『透明人間』(日本テレビ系)で連続ドラマ初主演を飾ります。香取慎吾 透明人間 出演時のスタイリッシュな青年像は、高身長と抜群のプロポーションが際立ち、ビジュアル面でも絶賛を集めました。
さらに2000年には『サタ☆スマ』から誕生したキャラクター「慎吾ママ」が大社会現象を巻き起こします。「おっはー」は流行語大賞を受賞し、香取慎吾 慎吾ママ 当時のキュートな女装姿は老若男女から全世代的な支持を獲得。そして2004年、三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ『新選組!』で主人公・近藤勇役に抜擢され、20代後半にして国民的俳優としての地位を不動のものとしました。