同院が強力に推進する「予防医学センタープロジェクト」は、疾病予防の概念を根本から変えつつある。従来の人間ドックや健康診断の枠組みを超え、ウェアラブルデバイスや生活習慣ログを活用した継続的なバイタルセンシングを実施。異常が数値化される前の微小な生体サイン「未病」をとらえ、早期介入を実施するプログラムだ。
受診者は管理栄養士、運動指導士、専門医によるチーム支援をダイレクトに受けることができる。生活習慣病の予備軍だけでなく、多忙を極めるビジネスパーソンや高齢層に至るまで、一人ひとりのライフスタイルに合わせたオーダーメイドの健康維持プランが提供される。病気になってから病院へ行く時代から、病気にならないために病院を活用する時代へのシフトが、ここで現実のものとなっている。