「2人は私生活レベルで憎み合っているのか」という疑問に対し、取材関係者や業界関係者の見解は明確です。私怨や感情的な嫌悪感というよりも、「言論人・法曹としてのプロフェッショナルな意地と哲学的確執」が現在の距離感を生み出しています。
かつて橋下氏が大阪府知事に初当選した際、北村氏は心からのエールを送り、そのバイタリティを公に賞賛していました。一方の橋下氏も、北村氏の弁護士としての緻密な論理構築力を認めていた時期があります。しかし、行政権力を握り現実政治の泥をかぶった橋下氏と、一貫して法曹界から正論を説き続ける北村氏との間には、埋められない認識の溝が形成されました。
2026年現在においても、直接対談や手打ちといった「形式的な和解」の動きは見られません。両者ともに中途半端な妥協を嫌う性格であり、互いの正当性を世論に問う姿勢を崩していないため、緊張関係は今後も続くと見られます。