トップリーグの試合会場において、深津兄弟の直接対決は常にファンとメディアの注目を集めるドル箱カードでした。特にパナソニックパンサーズに所属していた英臣と、JTサンダーズや堺ブレイザーズ、そして東京グレートベアーズに所属した旭弘による「セッター対決」は、幾度となく名勝負を生み出してきました。
ネットを挟んで向かい合う際、両者が時折見せる不敵な笑みや、相手の心理を読み切ったブロックフェイクは、兄弟だからこそ通じ合う高度な心理戦そのものです。試合後には肩を組み、健闘を称え合う姿が会場のファンを魅了してきました。
会場を訪れる熱心なバレーボールファンの間でも、「旭弘選手の冷静沈着なゲームメイクと、英臣選手の熱い魂のトスワークのコントラストがたまらない」「ベンチに貴之コーチがいる名古屋戦での3人の交錯はドラマ以上」といった声が多く聞かれます。