今シーズン、浜松市内の学校を襲っているのは、例年とは明らかに異なる感染力の強さだ。週明けの月曜日、登校した児童の3割近くが欠席、あるいは体調不良を訴えて保健室に駆け込むケースが続出している。市教育委員会の速報値によると、閉鎖措置をとったクラス数は前週の3倍に跳ね上がった。
「これほど一気に広がるとは思わなかった」。ある市立小学校の校長は困惑を隠さない。換気や手洗いといった基本的な対策は徹底していたはずだった。しかし、ウイルスは子供たちのわずかな隙を突くようにして、教室全体へと瞬く間に蔓延していった。