大手芸能事務所ホリプロに所属し、グループ内でも独自の異彩を放っていた彼女は、ファッションリーダーとしての地位を急速に固めていった。その頂点とも言えるのが、2011年のソロデビューシングル『Dear J』のリリースだ。クールでエッジの効いたダンスチューンとともに披露された完璧なビジュアルは、従来のアイドルの枠組みを完全に打ち破るものだった。
『Dear J』のMVやジャケット写真で見せた鋭い視線と完璧な横顔は、国内外のファンを魅了。この時期、ビジュアルの完成度が極限に達したことで、「理想の顔」として美容クリニックへ彼女の写真を持参する女性が急増した。ホリプロによる緻密なセルフブランディングと、本人のストイックなビジュアル追求が見事に合致した瞬間であり、噂や批判すらも自身の強烈な個性に昇華させてみせた。