トップスケーターとして進化を止めることのない彼女が着手したのが、上半身の柔軟性と体幹の連動性を極限まで高める最新のコンディショニングだ。広背筋や前鋸筋、そして肩甲骨まわりの可動域を拡大するストレッチや筋力エクササイズは、滑走中のダイナミックなポージングを維持するために不可欠な要素となっている。
脇から背中にかけてのアウターマシーンとインナーマッスルの調律は、ジャンプの軸を安定させる効果も発揮する。肩の力を抜きつつ胸郭を大きく広げることで、呼吸が深くなり、曲の終盤でも伸びやかなスケーティングを維持できる。日々の地道な体のケアが、氷上でのダイナミズムを生み出しているのだ。