今回の問題が社会的な関心事へと拡大した背景には、SNS上での急激な拡散がある。発端となったのは、公園内での一部の利用態様や今後の再編案に対して疑問を投げかける一本の動画投稿だった。投稿はまたたく間に拡散され、アルゴリズムの波に乗る形で膨大な表示数を記録。「パブリックスペースの私有化ではないか」「いや、時代の変化に合わせた有効活用だ」といった極端な二極化が起きた。
激しい意見対立の末、特定のキーワードとともに拡散された投稿は一部で炎上状態に突入。ネットの反応は単なる感想の域を超え、関係各所への問い合わせや署名活動にまで発展する動きが見られた。感情的な言葉が先行する一方で、正確な事実関係の確認が置き去りにされるという、現代のデジタル空間特有の過熱感がそこには存在していた。