透明ケース愛用者を悩ませる最大の敵が、時間の経過とともに素材が茶褐色に変色する黄変現象だ。この変化は汚れではなく、TPUの分子構造が紫外線や熱、そして皮脂に含まれる油分と反応して化学変化を起こすことによって発生する。
変色を少しでも遅らせるための鉄則は「脱アルコール」と「定期的な中性洗剤洗浄」にある。除菌用アルコールでケースを頻繁に拭くと、素材の劣化を早めて黄変現象を促進してしまう罠がある。週に一度、薄めた台所用中性洗剤で手の脂をやさしく洗い流し、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で乾燥させる。これだけで、クリアな透明感を維持できる期間は劇的に伸びる。