抜歯で判明する「膿の袋」はなぜできる?放置リスクと自然治癒の真相

抜歯で判明する「膿の袋」はなぜできる?放置リスクと自然治癒の真相

抜歯で判明する「膿の袋」はなぜできる?放置リスクと自然治癒の真相の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

抜歯を行った後、傷口に白い塊が見えたり痛みがぶり返したりした際、「膿が溜まって感染したのではないか」とパニックになる患者が非常に多く見られます。しかし、この段階では正常な治癒反応と病的状態を冷静に見分ける必要があります。

最も警戒すべき病態は「ドライソケット(抜歯窩治癒不全)」です。以下にドライソケット 症状 違いと正常な治癒過程の特徴を整理します。

抜歯直後の穴には血液が溜まり、ゼリー状の血餅(けっぺい)となって骨を保護します。数日経つと、この血餅の表面に「フィブリン」と呼ばれる白〜黄白色の線維性タンパク質が付着します。これを抜歯後 膿の塊と誤認してうがいで洗い流したり、綿棒や爪楊枝で擦り取ったりしてしまうと、守られていた顎の骨が露出し、激しい痛みを伴うドライソケットを人工的に引き起こしてしまいます。

本物のドライソケットは、抜歯後2〜4日目頃から痛みが激化し、何もしなくてもズキズキと激痛が走り、冷水や風が当たるだけで飛び上がるほどの苦痛を伴います。一方、細菌感染による排膿であれば、患部が赤く腫れ上がり、ドロッとした膿とともに熱感を伴います。通常のフィブリンであれば、痛みは日を追うごとに順調に和らいでいきます。

森 瞳
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森 瞳

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