2026年大会の結果は、予想を覆す展開となった。優勝チームの総合タイムは2時間18分32秒。前年比で約2分短縮された記録だ。この背景には、気象条件の改善と各チームの戦略的な区間配置がある。
上位3チームの内訳を見ると、青梅市陸上クラブが1位。2位は地元奥多摩町の混成チーム、3位には八王子実業団が入った。特筆すべきは、2位チームが最終区間で30秒差まで詰め寄ったことだ。地域密着型のチーム編成が功を奏した形となった。
区間賞は全6区間で異なるランナーが獲得。1区の区間賞タイムは29分08秒、最難関とされる3区(上り区間)は34分52秒だった。3区の区間賞保持者は過去5年間で4回目の受賞となり、山岳レースのスペシャリストとしての地位を確立している。
区間別の詳細データと戦略的考察
第1区(7.2km):平坦基調のスピード区間。各チームともエースクラスを投入し、序盤から激しい先頭争いが展開された。トップと最下位の差は2分18秒。
第2区(5.8km):緩やかな上り坂が続く。ここでの順位変動は比較的少なく、チーム力の安定性が問われる区間だ。
第3区(6.5km):大会最大の難所。標高差180メートルを一気に駆け上がる。心肺機能と精神力の勝負となり、この区間での遅れは致命的になりやすい。