現在、テレビ放送業は大きな変革の時代を迎えている。若年層のテレビ離れやSNSの普及により、従来のマスメディアのあり方が根底から問われているのだ。そうした潮流の中で、安住氏はテレビとデジタル空間を分断するのではなく、しなやかにつなぐハブとしての役割を果たしている。
メディア・ジャーナリズムの信頼性が揺らぐ昨今、彼の発信する言葉には嘘がない。放送中の意図せぬハプニングさえもエンターテインメントに昇華させつつ、報道の倫理線を決して踏み越えない絶妙なバランス感覚。これこそが、ネット時代における新しいメディア人間のあり方を示しているのではないだろうか。