ネット上には「Amazonの言語設定は一度変えれば永久に日本語になる」という情報が散見されるが、これは2026年以前の仕様だ。2026年現在、Amazonはログインするたびにデバイス環境を再判定するようになっており、特に以下の3つの盲点が存在する。
盲点1:Amazon.co.jpとAmazon.comのアカウント統合
2026年から、同一メールアドレスでAmazon.co.jpとAmazon.comのアカウントを紐付けるユーザーが増えている。この場合、Amazon.com側で「English」を選択していると、Amazon.co.jpにログインしても英語が優先されることがある。公式ヘルプには「マーケットプレイスごとに言語設定は独立しています」とあるが、実際には完全には独立していないという報告が複数ある。
盲点2:Kindle端末・Fireタブレットの言語設定
Amazonデバイス(Kindle Paperwhite、Fire HDなど)は、端末自体の言語設定がAmazonアカウントの表示言語よりも優先される。たとえばKindleを英語設定のまま使っていると、Amazon.co.jpのトップページは日本語でも、Kindleストア内の書籍詳細が英語で表示されることがある。これは「アマゾン日本語版」と「デバイス日本語化」が別物であることを示す典型例だ。
盲点3:広告・おすすめ商品の言語
Amazonのトップページや商品ページに表示される「スポンサー商品」や「おすすめ」は、アカウントの言語設定とは別に、広告配信システムの言語判定に基づいて表示される。そのため、本文は日本語なのに、広告だけ英語という現象が起こる。これは不具合ではなく仕様であり、完全に消すことは難しい。気になる場合は、ブラウザの拡張機能で広告ブロックするか、Amazonプライムに加入して広告非表示設定を検討するしかない。