菜彩鶏の革新性を語るうえで欠かせないのが、飼料(エサ)の徹底管理だ。
一般的な養鶏では、過密飼育による病気発生を防ぐため、飼料に微量の抗生物質や合成抗菌剤を添加することが少なくない。しかし菜彩鶏は、全飼育期間を通じて抗生物質や合成抗菌剤を一切使用しない「無無農薬・無抗生剤飼料(減抗生剤育成)」を徹底している。
動物性由来の油脂を排除した「仕上げ飼料」
出荷前の約半月間、菜彩鶏には肉粉や魚粉などの動物性蛋白を一切含まない、とうもろこしや大豆油かすを中心とした100%植物性蛋白飼料が与えられる。
鶏肉特有の嫌な臭み。あの臭いの主因は、実は飼料に含まれる動物性油脂の酸化や残留にある。植物性飼料に限定することで、脂身の雑味が削ぎ落とされ、澄んだ肉本来の甘みが立ち現れるのだ。
ビタミンEの大量強化配合
さらに、飼料には通常の養鶏で用いられる量の3倍から4倍もの「ビタミンE」が配合されている。ビタミンEは強力な抗酸化作用を持つ。
- 鮮度の長持ち:肉のドリップ(旨味成分の流出)を最小限に抑える。
- 変色の防止:きれいなピンク色の肉質を長く保持する。
- 風味の保全:加熱調理時の酸化臭を防ぎ、香ばしさを引き立てる。