AKB48の楽曲が持つ底力を証明したのが、老若男女を問わず日本中が踊り明かした『恋するフォーチュンクッキー』である。80年代のディスコサウンドを現代風に昇華させたこの楽曲は、J-POP史に残る金字塔となった。
誰もが真似できるシンプルで愛らしい振り付けは、自治体や企業の社員、海外のファンまでもがダンス動画をYouTubeに投稿する異例のフィーバーへと発展。押しつけがましくないポジティブなメッセージ性は、アイドルの枠組みを超えて広く社会に浸透した。親しみやすさと高度な音楽性が完璧に融合した名作と言える。