現在の芸能界において、彼のポジションは極めて独特だ。J-POPシーンの最前線でシャープなダンスと歌声を披露する一方、バラエティ番組では体を張った笑いもいとわない。この柔軟性こそが、あらゆるプロデューサーから引っ張りだこになる理由である。
「リチャードが出れば現場の空気が締まるし、予期せぬ化学反応が起きる」——ある番組プロデューサーはそう漏らす。アフリカ系アメリカ人の父と日本人の母を持つアイデンティティが生み出す唯一無二のオーラと、生粋の関西弁から繰り出される親しみやすい語り口。その絶妙なコントラストが、視聴者の心を掴んで離さない。