薬物混入被害に遭った場合、以下のような特異な症状が現れることがあります。
- 飲んだ酒の量に対して、通常では考えられないほど急激に意識が遠のいた
- 断片的にしか記憶がなく、途中の時間帯の記憶が完全に抜け落ちている
- 翌朝目覚めた際、強い倦怠感や吐き気、身体の痛み・違和感がある
しかし、薬物を用いた性加害の立証には高い障壁が存在します。多くの睡眠薬は半減期が短く、数時間から数日で体外へ排出されてしまうため、時間が経過してから検査を行っても成分が検出されないケースが多いためです。記憶が曖昧であることから、被害者自身が被害の事実を認識するまでに時間がかかることも立証を困難にする要因となっています。