Q1:陰部がしみるような痛みがあるとき、市販のフェミニーナ軟膏などで様子を見ても大丈夫ですか?
A1:痒みだけの一時的なかぶれであれば一時的に鎮静することもありますが、患部がすでにしみる・痛む状態での自己判断塗布は推奨されません。もし原因がカンジダ菌やヘルペスウイルスであった場合、配合成分が病態に合わず急激に悪化するリスクがあります。また、傷口にしみる痛みが強いときに局所麻酔成分入りの軟膏を塗ると、接触感作(薬かぶれ)を二次的に引き起こす危険性もあるため、原因が確定する前の安易な連用は避けるべきです。
Q2:排尿時にツンとしみるのですが、膀胱炎と外陰炎はどうやって見分ければいいですか?
A2:最も簡単な判別法は「痛むタイミングと場所」の観察です。尿が出始め、皮膚を伝う瞬間に表面がピリッと鋭くしみる場合は、外陰部に亀裂や炎症がある「外陰炎」の可能性が極めて濃厚です。一方、排尿の終わり際に下腹部や尿道の奥がギューッとしぼられるように痛み、何度もトイレに行きたくなる(頻尿)、残尿感がある場合は「膀胱炎」が疑われます。判断がつかない場合は、尿検査と視診の両方が行える医療機関を受診してください。
Q3:痛みが恥ずかしくて病院に行きづらいです。内診台に乗らずに診てもらうことは可能ですか?
A3:外陰部表面の皮膚トラブル(かぶれや擦過傷)であれば、無理に内診台を使わず、通常の診察用ベッドで患部の視診のみを行う医療機関も増えています。問診票に「痛みが強いため内診が不安」「患部の確認は最小限にしてほしい」と明記しておけば、医師も配慮して対応します。また、どうしても抵抗がある場合は、まず女性医師が在籍する皮膚科や婦人科クリニックを選択して予約するのも有効な手段です。