名作ドラマの条件として欠かせないのが、視聴者の記憶に深く刻まれる魅力的なキャラクターの存在だ。その筆頭として時代を象徴するのが木村拓哉と井上真央である。
木村拓哉が演じる主人公たちは、単なる「格好良いヒーロー」にとどまらない。枠にとらわれない自由さの中に熱い正義感を秘めたその佇まいは、観る者の価値観を揺さぶる力を持っていた。彼が劇中で着用したファッションや発したフレーズがそのまま街のトレンドになる現象は、当時のスターシップの凄まじさを物語っている。
そして、井上真央が魅せた等身大の力強さもまた、多くの人々の心を捉えて放さなかった。理不尽な格差や困難に直面しても立ち上がり続ける姿は、単なるシンデレラストーリーを超えた強いメッセージ性を放っていた。二人の名優が吹き込んだ生命力は、何年経っても決して色あせることはない。