小学校で使われなくなった一方で、中学校や高校の理科室では加熱器具の扱いが異なります。中学校の理科では、空気調節ネジとガス調節ネジを両手で操作する「ブンゼンバーナー(ガスバーナー)」の使い方を学ぶ単元が必須とされています。
小学校の段階では「器具の操作で危険を冒さず、加熱による自然現象を学ぶこと」を優先し、発達段階が進んだ中学校以降で「火気を正しく安全にコントロールする技術」を身につけるという、明確な役割分担がなされています。
なお、中学校や高校でもアルコールランプはほぼ使われておらず、基礎的な加熱実験にはガスバーナーや実験用コンロ、高度な実験には電気マントルヒーターやホットプレートが使われるのが標準的な光景です。