万が一、有毒植物を誤って食べてしまった場合、初動の遅れが致命傷になりかねない。口の中に痺れや違和感を覚えたり、激しい吐き気を感じたりした際は、ただちに食べるのを中止し、吐き出せるものは吐き出す必要がある。
公益財団法人日本中毒情報センターでは、一般市民や医療関係者向けに中毒事故の緊急電話相談窓口を設けている。異変を感じた際は直ちに相談するか、速やかに医療機関を受診しなければならない。受診の際は、食べた植物の残りや調理前の生葉をビニール袋に入れて持参することが不可欠だ。医師が毒素(リコリンやコルヒチンなど)を迅速に特定できれば、適切な胃洗浄や対症療法を素早く開始できる。