結論から言えば、ヘアアイロン自体を旅先に持って行くこと自体は禁止されていない。しかし、製品の電源方式によって航空機への持ち込み可否が天と地ほど変わる点には最大級の警戒が必要だ。特に家庭用のコンセントに直接挿して使う「コード式」と、充電して持ち運べる「コードレス式」では、保安上の扱いがまったく異なる。
コンセントに接続して使用する一般的なコード式ヘアアイロンであれば、機内持ち込みもスーツケースなどの預け入れも原則として問題ない。発火のリスクが極めて低いためだ。一方で、近年急速に普及したコードレスタイプは、内部にある熱源やバッテリー構造が原因で、航空法上の危険物として扱われる事例が急増している。この違いを理解していないと、せっかく買い揃えたお気に入りの美容家電が出発口でゴミ箱行きになる。