Web広告や動画広告で『タウンシップ』を見かけた人の多くは、「ピンを抜いて溶岩から羊を助けるゲーム」や「水漏れを直すパズル」を想像するはずです。ところが実際にアプリをダウンロードして起動すると、目の前に広がるのはのどかな農場と小さな町並み。このギャップに「広告詐欺ではないか」と驚くユーザーが少なくありません。
このような広告展開が行われる背景には、開発会社であるPlayrixのマーケティング戦略があります。カジュアルなパズル要素を前面に出すことで普段シミュレーションゲームを遊ばない幅広い層の関心を引きつけ、まずはアプリをインストールしてもらうというアプローチです。
では、あのミニゲームは完全に嘘なのかというと、決してそうではありません。ゲーム内のイベントや特定の進行度において、広告で見られるようなレスキューパズルやマッチ3パズルがミニゲーム一覧のコンテンツとして実際にプレイできます。本編である街づくりを進めながら、息抜きとしてパズルをクリアすると貴重な資材やコインが手に入る仕組みです。広告のパズル目的で始めたユーザーも、気づけば本格的な街づくりの奥深さに熱中してしまうケースが非常に多いのが本作の真の強みといえます。