広々とした露天風呂に浸かり、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。見上げれば、季節ごとに表情を変える葛城の山並みが広がる。血行を促進し自律神経を整える温冷交代浴を露天エリアの風とともに楽しむ時間は、日々の雑務を忘れさせる至福のひとときだ。
快適に過ごすなら、訪問時間の見極めが欠かせない。休日のピークは午後3時から夕方6時にかけて集中する。金剛山や葛城山からの登山客、ドライブ帰りのファミリー層が一斉に押し寄せるためだ。狙い目は平日の開館直後から正午前後、あるいは休日の午後1時前後である。昼食時に重なるこのエアポケットのような時間帯は、浴槽もゆったりとしており、静寂の中で湯のせせらぎに耳を澄ますことができる。