手作りスプレーで最も多いトラブルが、「良かれと思って濃い液をかけたら葉が茶色く縮れて枯れてしまった」という薬害(葉焼け)です。植物を守るためには、厳密な希釈コントロールが欠かせません。
焼酎ベースのエキスを使用する場合、水で300〜500倍に薄めるのが鉄則です(水500mlの霧吹きに対して原液1ml〜1.5ml程度、スポイトやペットボトルのキャップで計量)。酢ベースのエキスは酸度が強いため、さらに慎重に500〜1000倍の唐辛子酢スプレー希釈倍率を守る必要があります。
確実な唐辛子スプレー葉焼け対策として、以下の散布ルールを徹底しましょう。
- 炎天下の散布は厳禁:日中の強い直射日光が当たると、葉の上の水滴がレンズの役割を果たし、さらに高濃度の成分が熱で組織を傷めます。散布は必ず「早朝」または「夕方」の涼しい時間帯に行います。
- 葉の裏側を重点的に:アブラムシは直射日光を嫌い、葉の裏や茎の生え際に密集します。ノズルを下から上に向けて、裏面にしっかりミストを行き渡らせます。
- 定期的な散布ペース:唐辛子スプレーは雨や紫外線で徐々に分解されます。アブラムシ予防スプレーとして機能させるには、週に1〜2回、定期的に散布を継続するのがベストです。