ライブディオを選ぶ上で最も重要となるのが、標準モデルと上位スポーツモデル、そして製造時期による仕様の違いです。基本的な型式として、リアドラムブレーキ仕様の標準車(ベーシック/J/Sなど)がホンダ AF34、フロントディスクブレーキやスポーツ装備を備えた上級モデル(ZX/SR)がホンダ AF35に分類されます。
なかでも絶対的な人気を誇るのが「ライブディオZX(AF35)」です。ZXを象徴する外観上の特徴として以下の装備が挙げられます。
- LEDハイマウントストップランプ内蔵リアスポイラー
- 油圧式フロントディスクブレーキとテレスコピックサスペンション
- ゴールドに輝く専用キャストホイール(中・後期型)
- 専用マフラーと立体エンブレム
さらにマニアの間で重要視されるのが「前期型・中期型・後期型」の設計変更です。1994年に登場した前期型ZX(型式:AF35-100〜140番台)は、自主規制値上限の最高出力7.2馬力をマーク。吸気系のマニホールド径が太く、規制前ならではの暴力的な加速を誇ります。
1997年以降の中期型では排ガス対策や騒音規制に伴い最高出力が7.0馬力へと微減し、電装系が交流点火から直流点火へと変更されました。そして2000年以降の後期型では、排出ガス再燃焼システム(エアインジェクション)が導入され6.3馬力に落ち着いたものの、シャッターキーや盗難抑止機能が強化されています。純粋な速さを追求するユーザーには前期型、実用性や盗難対策を重視する層には後期型が選ばれる傾向にあります。