「アカシアの花を見に行きたい」という計画を立てる際、鑑賞したい花の種類によって訪れるべき時期がまったく異なります。
1. 黄色いアカシア(フサアカシア・ギンヨウアカシア=通称ミモザ)の見頃
見頃は2月中旬から4月上旬の早春です。寒さが残る時期から鮮烈なビタミンイエローの花を満開に咲かせ、春の訪れを告げます。日本国内では、温暖な房総半島、伊豆半島、瀬戸内沿岸部などの公園や植物園で圧巻の黄色いトンネルや並木を鑑賞できます。
2. 白いニセアカシア(ハリエンジュ)の見頃
見頃は5月上旬から6月中旬の新緑シーズンです。初夏の爽やかな風とともに、フジのように下垂した白い花房が一斉に開花します。北海道の札幌市(大通公園やアカシア並木)や信州の千曲川沿いなど、北日本や山間部の河川敷が代表的な名所です。
アカシアの花が放つ特有の甘くパウダリーな香りには、芳香成分であるベンジルアルコール、リナロール、ゲラニオールなどが豊富に含まれています。アロマセラピーの領域では、精神的な緊張をほぐし、不安を和らげる鎮静効果(抗ストレス作用)や、心地よい入眠を促すリラクゼーション効果が広く実証されています。