中学校や高校を卒業した先に、どのような人生が待っているのか。重度知的障害者の地域自立生活を追った教育・社会福祉ドキュメンタリー映画『道草』は、私たちに重い問いを突きつける。施設入所や親と同居し続けることだけが正解ではない。ヘルパーの支援を受けながら地域のアパートで暮らす登場人物たちの姿は、自立の概念そのものを揺さぶる。
中学生という多感な時期に将来を見据えることは、単にどの高校に入るかという目入りの競争ではない。10年後、20年後にこの社会の中でどう息をしていくかという設計図を描く作業だ。地域社会の理解を広げ、制度の隙間を埋めながら、一人ひとりの歩幅に合わせた未来を創り出す挑戦が、いま学校と家庭の双方に求められている。 (出典: 知 的 障害 中学生(Yahoo!ニュース))