SNSや知恵袋、ECサイトのレビュー欄を調査すると、Type-Cイヤホンに関する購入トラブルの多くが「100円ショップ(ダイソー・セリア等)」や「ノーブランドの激安品」で多発している実態が浮かび上がります。
ダイソーなどの店頭では、税込330円前後で販売されているイヤホンと、税込550円〜1,100円前後で販売されているパッケージが並んで吊り下げられています。パッケージ裏面の極小文字を精読すると、330円モデルには「アナログ出力対応機種専用」、上位モデルには「DAC内蔵・デジタル対応」と記載されていますが、一般の消費者が売り場でその差異を見抜くのは極めて困難です。
ネット上のコミュニティでも「出張先でイヤホンを忘れ、ダイソーでType-C有線を買ったらiPhone 15で全く音が鳴らず会議に遅刻した」「PCでは使えたのにスマホに挿すと無反応だった」という悲痛な声が散見されます。一方で、550円以上のDAC内蔵モデルを購入したユーザーからは「ダイソーの500円DAC内蔵イヤホン、音質はフラットでWeb会議用途なら十分すぎる実力」「予備としてカバンに忍ばせておくには最高のコストパフォーマンス」という高評価も寄せられています。
現場検証の結果から明らかなのは、「価格の安さそのもの」が悪なのではなく、「DACの有無による規格のミスマッチ」がトラブルの本質であるという点です。