2026年の鍋トレンドは、出汁(スープ)と具材のマッチングにおいても新たな境地を開いている。従来の醤油や味噌、塩ベースにとどまらず、東南アジアのハーブを効かせたエスニック風スープや、中東のスパイスを取り入れた薬膳カレー鍋が定番化しつつある。
「スープのクセに合わせて具材を変えるのが、今年流の愉しみ方」とフードコーディネーターは語る。例えば、トムヤム風の辛味スープには大ぶりの海老やパクチーだけでなく、厚揚げやエリンギを合わせることで旨味が引き立つ。ベースとなる出汁と具材が互いの魅力を引き出し合う「黄金ペアリング」の探求が、家庭料理の域を超えた体験を提供している。