二人の関係をこれほどまでにドラマチックにしている最大の要因が、「大好きな相手に触れると、高圧電流で黒焦げにしてしまう」という過酷な身体設定です。
フランケンロボくんは、高圧の落雷エネルギーによって起動したため、全身に常に膨大な電力を帯電しています。嬉しいときや感情が高まったとき、大好きなばいきんまんに抱きつこうとすると、その愛情の強さに比例して強力な放電現象(電気ショック)が発生してしまいます。
フランケンロボくんに悪気は一切ありません。「パパ大好き!」と無邪気にハグを求めているだけですが、受ける側のばいきんまんは毎回のように全身を激しく感電させられ、アフロヘアの黒焦げ状態になって吹き飛ばされます。この「触れ合いたいのに触れ合えない」「愛の表現が相手への物理的ダメージになってしまう」というジレンマが、視聴者の胸を締め付ける構造を生み出しています。