首都圏郊外の各自治体が人口減少に直面するなか、栃木県第2の都市規模を誇る小山市は極めて独自の立ち位置を確立しています。最大の強みは、なんといっても小山駅の新幹線アクセス利便性です。東北新幹線「なすの」「やまびこ」を利用すれば、ターミナルである大宮駅まで約17分、東京駅までも最短約42分で直結します。これは都内23区の端から都心オフィスへ地下鉄を乗り継いで通う時間とほぼ変わりません。
さらに在来線においても、上野東京ラインや湘南新宿ラインが乗り入れており、新宿・渋谷・横浜方面へ乗り換えなしでアクセス可能です。「片道1,000円前後の在来線でゆったり座って通勤し、残業時や急ぎの移動には新幹線を特急券課金で利用する」という柔軟な移動スタイルが、共働き世帯やオフィスワーカーから絶大な支持を集めています。
取材に応じた30代の移住者は「都内では手が出なかった70平米超の分譲マンションや庭付き一戸建てが、小山なら無理のないローン計画で手に入った。週2回の新幹線出社も身体的な負担が少なく、平日の夜に広々としたリビングで子どもと過ごせる時間が何倍にも増えた」と語ります。生活の質(QOL)と経済合理性の両立こそが、いま多くの人々を惹きつけている根源的な原動力です。