ここ数年で顕著になったのが、都内から移住してくる30代前後の子育て世帯の急増だ。東京23区内の分譲マンション平均価格が1億円の大台を突破した影響を受け、生活コストと利便性のバランスを追求する層がこの地域に大挙して押し寄せている。
不動産市場の現場からは「築浅マンションの成約スピードが格段に早くなった」との声も聞こえる。駅徒歩圏内の商業施設が拡充されたことで、日常の買い物に困ることはまずない。さらに、自治体が展開する充実した子育て支援策や医療費助成の制度も手伝い、実質的な生活のクオリティは都心と同等、あるいはそれ以上と感じる住民が多いのが実情だ。