もっとも、画像の閲覧はあくまで一時的な緊張緩和や気分転換のツールに過ぎない。激しい痛みの裏に器質的な疾患が隠れているリスクを忘れてはならない。
日本産科婦人科学会が警鐘を鳴らすように、日常生活に支障をきたすほどの激痛や年々悪化する月経困難症の背景には、子宮内膜症や子宮筋腫といった疾患が潜んでいるケースが少なくない。「トシの顔を見てやり過ごす」ことで婦人科の受診を先延ばしにしてしまうと、将来的な不妊や重篤な合併症を見逃すリスクにつながる。鎮痛薬を規定量服用しても全く効かない場合や、日常生活が制限されるような激痛が続く場合は、自己判断に頼らず専門医の診察を受けることが不可欠だ。