1962年の創業から現代に至るまで、彼らが打ち立ててきたマイルストーンは数知れない。グループの結成日と公式なレコード・CDデビュー日にはしばしばタイムラグが存在し、その数ヶ月、あるいは数年の下積み期間にこそ濃厚なドラマが隠されている。
黎明期を支えたフォーリーブスや郷ひろみ、たのきんトリオの台頭から、80年代の光GENJIによる社会現象、90年代のSMAPやTOKIO、V6、KinKi Kids、嵐へと続く怒涛の黄金ライン。そして2000年代以降のNEWS、関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone(現timelesz)、A.B.C-Z、ジャニーズWEST(現WEST.)、King & Prince。さらに令和のシーンを牽引するSnow Man、SixTONES、なにわ男子、Travis Japan、Aぇ! groupに至るまで、その歩みは一本の太い大河のようだ。
デビューの裏には常に、メンバー同士の葛藤やプロデューサーとの駆け引き、予期せぬメンバー編成の変更といった知られざる舞台裏が存在した。選ばれた者と選ばれなかった者の境界線。一握りの少年たちがスポットライトを浴びる瞬間、そこには常に時代の要請と残酷なまでの美学が同居していた。