その古い薬は危険?使用期限切れのリスクと開封後の正しい基準

その古い薬は危険?使用期限切れのリスクと開封後の正しい基準

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医薬品のパッケージに記載されている日付は、規定の保存条件を守った「未開封状態」を前提にした保証期間に過ぎない。ひとたび封を切れば、外気に触れた瞬間から劣化のカウントダウンが始まる。

特に注意を払うべきは点眼剤だ。点眼剤は一度開封すると空気中の雑菌や浮遊物にさらされやすく、防腐剤が含まれていても開封後1か月程度で破棄するのが医学的な常識である。白濁や異物が見られない場合でも、角膜感染症のリスクを避けるために速やかな廃棄が求められる。

吸湿性の高い粉薬や顆粒剤も油断できない。包装を開封、あるいは分包された粉薬は、梅雨時や高湿度の室内では数週間で湿気を吸い、固まりや変色を起こす。市販の一般用医薬品であれば、瓶詰めの錠剤も開封後は半年から1年を目安に使い切るのが鉄則とされている。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。