ビーチから一本裏路地へ入ると、昭和の趣を残す鮮魚店や古民家が立ち並ぶ。その一方で、近年はサステナビリティを掲げる洗練された飲食店が目立ってきた。地元の鎌倉野菜や相模湾で獲れる未利用魚を活用したフレンチバル、ヴィーガン対応のビーチカフェなど、食の選択肢は多様を極める。
地元住民と新しくやってきたクリエイターたちが自然な形で交流するコミュニティスペースも増えた。週末にはオーガニックマーケットやビーチクリーンイベントが定期的に開催され、観光客も気軽に地域カルチャーに触れることができる。消費するだけの観光から、地域文化を味わい守る滞在へ。材木座の食とコミュニティは、まさにその変化を象徴している。