ふたりの出会いは、なんと中学生時代にまで遡ります。地元・福岡県久留米市での幼なじみのような関係から始まった恋情は、フミヤが『涙のリクエスト』の大ヒットで一躍全国区のスターへと駆け上がった激動の時期にも、決して揺らぐことはありませんでした。
狂乱のブームの中、環境の激変や数々の誘惑が渦巻く音楽業界にあって、フミヤの心には常に彼女の存在がありました。離れて暮らす時間や多忙なスケジュールをものともせず、一途に育まれた信頼。この強固な原体験こそが、結婚後30年以上を経た2026年の現在に至るまで続く夫婦円満の最大の土台となっています。「お互いをひとりの人間として尊重し、感謝を言葉にすること」。シンプルでありながら最も難しいこの姿勢を、フミヤはあらゆるインタビューの端々で自然体で体現しています。