『美的』や『VOCE』といった主要美容メディアの特集や、国内最大級のコスメクチコミプラットフォーム『@cosme(アットコスメ)』『LIPS』のレビュー動向を観察すると、チークに対する生活者のニーズはかつてない多様化を見せている。数年前まで主流だった「高発色のパウダーをしっかり乗せる」スタイルから、現在は「肌の内側から滲み出るようなシアーなリキッドやバーム」へと支持が大きくシフトした。
化粧品産業各社はこの消費者の生声に応え、粉感を感じさせない微粒子パウダーや、スキンケア成分を高配合したリキッドチークを続々と市場へ投入している。「チークが苦手」と吐露するユーザーのレビューを詳細に分析すると、失敗の多くは発色の強すぎるアイテムをコントロールできずに生じていた。透け感と光沢感を兼ね備えた最新フォーミュラは、テクニックレスで肌と一体化し、苦手意識を持つ層の救世主となっている。