本格的な妊活に励む層の間で、圧倒的な支持を集め続けているのがロート製薬株式会社の「ドゥーテスト・hCG」だ。本商品は本来、生理予定日1週間後から使用する第2類医薬品に指定されている。それにもかかわらず、なぜフライング検査の代名詞としてSNSで拡散されるのか。
その背景にあるのは、使用されている試薬の反応性の高さと判定ラインの保持力にある。検証データを分析すると、50IU/Lに満たない20〜30IU/L程度のわずかなhCG濃度であっても、時間の経過とともに視認できる程度の「うっすら線」を捉える挙動を示すケースが観察されている。
メーカー側は当然、取扱い説明書に記載された正しい時期での検査を厳守するよう強く呼びかけている。しかし、ユーザー間で広まった「早期の引っかかりやすさ」という口コミが、指定外のタイミングでの試用を後押ししてしまっている側面は否めない。