ビジネスの最前線で激闘を繰り広げる一方で、スポーツや文化事業への投資も独自の思想に基づいている。ヴィッセル神戸への世界的大物選手の招聘やクラブの改革は、一見すると道楽のようにも捉えられがちだった。しかし、その根底にあるのは徹底したグローバルブランディングと「地域のエンパワーメント」だ。
スポーツを通じてブランド価値を高め、欧米やアジア圏における「Rakuten」の認知度を爆発的に高める手法は、日本の伝統的な企業経営にはない躍動感をもたらした。スポーツチームの経営黒字化とブランド力向上を両立させた実績は、欧州のクラブオーナーからも高い評価を得ている。