近年の自然災害はなぜ激甚化するのか?頻発する豪雨・地震の真因と対策

近年の自然災害はなぜ激甚化するのか?頻発する豪雨・地震の真因と対策

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風水害の激甚化を引き起こしている最大の要因は、地球規模で進行する気候変動と地球温暖化です。大気と海洋の物理現象に基づけば、この急激な変化は極めて論理的な帰結といえます。

物理学の基本法則である「クラウジウス・クラペイロンの式」によれば、大気の温度が1℃上昇するごとに、空気が保持できる飽和水蒸気量は約7%増加します。日本近海の平均海面水温は過去100年間で約1.2℃以上上昇しており、世界平均を上回るペースで温められています。熱を帯びた海から大量の水蒸気が大気中へ供給され続けることで、日本上空には常に「巨大な雨の原料」が充満している状態が形成されているのです。

さらに、北極圏の温暖化に伴う偏西風の蛇行が、猛暑や大雨の停滞を招くケースが増加しました。大気中に蓄えられた膨大なエネルギーは、積乱雲の爆発的な発達を促し、一度雨雲が形成されると短時間で壊滅的な降水をもたらす引き金となっています。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

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