発売から約9年が経過した2026年の現行環境においても、MHXXのプレイヤー人口は国内外で特異な粘り強さを見せています。その背景にあるのは、後発タイトルとは一線を画す「スキルポイント制」の精緻さとビルド構築の奥深さです。現行シリーズのようなスロット埋め込み型と異なり、MHXXはスキルごとに合計「10ポイント以上」(上位スキルは15や20)を満たさなければ一切効果が発動せず、マイナスポイントが重なれば悪霊の加護などのデメリットが発現します。
頭・胴・腕・腰・脚の5部位に加え、武器スロット(0〜3個)、さらに第1スキル・第2スキル・スロット数がランダムで付与される護石(お守り)の組み合わせパターンは、優に数兆通りを超えます。取材に応じた歴戦のタイムアタッカーは「手動でスキルを組むのは、目隠しでルービックキューブを解くようなもの。シミュレーターなしでは武器本来のポテンシャルを1%も引き出せない」と語ります。手持ちの歪なお守りから最大火力を削り出す作業そのものが、本作における極上のゲームプレイとして定着しているのです。