スズメが絶滅危惧種に?半減した個体数と街から消えた驚きの理由

スズメが絶滅危惧種に?半減した個体数と街から消えた驚きの理由

スズメが絶滅危惧種に?半減した個体数と街から消えた驚きの理由について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

スズメ見かけなくなった最大の要因として挙げられるのが、スズメ巣作り場所の減少です。スズメは太古の昔から人里に依存して生息してきた「シナントロープ(人里適応生物)」であり、天敵であるカラスや猛禽類から身を守るため、あえて人の気配がある場所に巣を作ります。

かつての日本家屋には、瓦の隙間、雨戸袋、軒下の隙間など、スズメが安全に営巣できるスペースが無数に存在しました。ところが、現代住宅の普及によって気密性・断熱性が向上し、外壁や屋根に一切の隙間がなくなりました。

さらに、シャッター式雨戸やフラットなサイディング外壁が主流となったことで、営巣可能なスポットが物理的に消滅しました。都市部の再開発やビル・マンションの高層化も相まって、住宅街で繁殖活動を行う足場そのものが奪われています。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。