太平洋上で発生した台風15号は、平年よりも海水温が高い海域を通ることで急激に発達を続けた。気象庁の最新解析データによれば、台風は時速約20キロの速さで北北東へ進んでいる。勢力をほとんど落とさずに本州へ接近するシナリオが有力視されており、最接近時には中心気圧960ヘクトパスカル前後を維持する見込みだ。
過去の類似事例と比較しても、今回の台風15号は雨雲の発達が著しい。特に台風の東側に広がる暖かく湿った空気が、本州付近に停滞する前線を刺激している。台風本体が接近する前から広範囲で断続的な大雨が続くおそれがあり、単なる風台風にとどまらない複合的な気象災害への警戒が必要だ。