スキャター現象を語る上で欠かせないのが、SNSとの爆発的なシナジーだ。いつどこで始まるか分からないアトモスフィア・エンターテインメントの特性上、リアルタイムの目撃情報がX(旧Twitter)やInstagramを駆け巡った。
「今日のアドリブ」「スキャターのセリフの変化」「手下同士の掛け合い」。一期一会のパフォーマンスが日替わりで投下され、ファンはタイムライン上で情報を共有し、議論を重ねた。コンテンツを「受け取る」だけでなく、「発見し、語り合う」文化の醸成。現代の推し活文化の萌芽が、すでにそこには存在していた。